薄毛に悩んだら、まずはお医者さんに相談するというのも大切な選択肢です。
自宅でできる育毛剤やシャンプーなどもありますが、あまり効果がでないものに対して、決して安くはない商品にお金を費やすのは避けたいものです。
人にはそれぞれ毛や頭皮のタイプがあるのでその道のプロに尋ねるのが一番だといえます。
その場合、便りになるのは西洋医学となり、頭皮に注射をしたりホルモンの薬を飲んだりということができます。
しかしながら我々日本人には古くからしたしみのある東洋医学のやり方で増毛を目指すこともできるのです。

しっておきたい増毛のツボ

頭のてっぺんにあり両耳を結んだところにある百会というツボ、また眉間中央から指四本上の神庭といわれるツボは薄毛治療に効くと言われています。
また、神庭から指二本外側にある曲差や、その他のホルモン障害にも効くと言われている内くるぶしから指四本上にある三陰交は髪の悩みに効くと言われています。

漢方も有効な手段

体に普段から取り入れるものに気をくばるだけで健康な髪を取り戻すことができます。
また、そのためには自分の髪質や頭皮の種類を知る必要があります。
脂っぽい頭皮の人にはわかめ、昆布、ひじきなどの海藻類が効果があります。
また、ストレスが原因で髪の毛に影響しているという人はセロリやイカ、トマトの摂取が効果的です。
お酒などにより肝臓が弱っているタイプの人には黒ゴマや松の実が、ツヤがなく貧血気味の人にはにんじんやほうれん草などといった食物を摂ることで髪の毛の健康促進にも繋がります。
髪の毛は一生付き合っていくものですので、お金では買えない価値があると高額のヘアケア剤などを購入する人もいるかもしれません。
それも弱った髪には時に必要なものともなり得ますが、東洋人の髪は昔から黒々と美しく、世界中の人々を魅了してきました。
そのバックグラウンドにあった東洋流の食生活をもう一度見直すことで、薄毛やハリコシのない不健康な髪の悩みから卒業できるかもしれません。